元号が平成から令和へと代わり、日本のエネルギー政策も温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロとする方針が打ち出される等、大きな転換期を迎えました。
カーボンニュートラル社会においても、LPガスは優れた環境性能を有し、レジリエンスに強いエネルギーであり、災害時の「最後の砦」であることは言うまでもありません。
LPガスは分散型エネルギーであるため、復旧が相対的に早く、避難所等での重要な役割を果たしています。各家庭には約1ヶ月のLPガスが存在する等、「災害に強いエネルギー」という再評価がなされました。
日本LPガス団体協議会では上記のような動向を踏まえ、「LPガス読本」の内容改訂を行いました。
本書では、LPガスの環境性能、災害時の活用事例、スマートハウス、LPガス燃料船等、「災害に強くクリーンなガス体エネルギー」としてのLPガスの特長等を紹介しております。
つきましては、本冊子をLPガスのガイドブックとしてご利用、ご活用いただき、さらにLPガスへの理解を深める一助となれば幸いです。
2021年2月
日本LPガス団体協議会