事業の実施例

高知エネルギー株式会社(平成20年度)

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申請者

高知エネルギー株式会社
高知エネルギー株式会社 高知工場

共同申請者

(株)アストモスガスセンター四国
(株)アストモスガスセンター四国 高知営業所

事業の名称

高知地区LPガス共同充てん事業

推進体制

高知エネルギー株式会社高知工場において、合理化・効率化のため充てん量に見合うプラットフォームの面積を拡張する(既存面積741m2・新設面積271m2)ことで、充てん前の容器・充てん後の容器置き場を確保し、合理化・効率化を図る。

背景及び事業内容

[背景] 高知地区は、日商、伊丹産業、四国ガス燃料、土佐ガス、高知液化ガス、イワタニ産業など有力卸売事業者が多数あるが、高知エネルギーは、内航船が受け入れ出来る海上受入基地(680トン)及び4充てん所を所有し、高知県全域に販売している。
[経過] 19年4月頃、アストモスの基地が老朽化してきたため、LPガス原料を供給する上で有利な海上基地を所有する高知エネルギーに申入れがあった。その後相互で計画を具体化し、共同充てんを実施することになった。将来は他社も誘って1.5万件規模の共同配送にする計画がまとまった。
[事業内容] 合理化と効率化目的達成のために、当該地区においてアストモスガスセンター四国高知営業を廃止し、高知エネルギー高知工場に移行、統合して共同充てんを実施する。統合する高知エネルギー高知工場において充てん設備増強工事を行い、容器データを統合する。なお充てん業務については高知エネルギー株式会社が運営する。配送業務についてもH21年度から共同化を推進する。

主要設備の改造・増強内容

<充てん所の新設・増強要件>
・増強等

<合理化手段>
・共同充てん設備

<主要設備名>
・プラットフォーム拡張
・充填設備拡張(搬入コンベア×1、フリーローラー×1)
・防消火設備(散水設備)

実施計画

(1)H20年4月 共同充てん合意
(2)H20年6月20日 補助金申請
(3)H20年7月28日 補助金交付決定
(4)H20年7月 充てん設備工事開始
(5)H20年11月7日 完成検査実施
(6)H20年11月12日 共同充てん開始
(7)H20年11月20日 廃止届受理
(8)H20年12月 補助金請求・振込
(9)H21年4月 共同配送一部開始

資金調達計画

補助金 17,427,242円
自己資金 0円
借入金 20,553,883円
合  計 37,981,125円
(補助事業に要する経費)

合理化効果

  合理化効果率 合理化効果額 費用対効果 共同配送を含む効果率
事業完了時 34.4% 13,591千円 35.8%
現在 31.7% 12,533千円 33.0% (現状での合理化効果は把握できない)

※事業開始前と現在を比較する場合は、事業完了時と現在の合計


差異に対するコメント

固定費(20年度の実績)が若干増加したため。

波及性などの定性的効果の内容及び効果率

H21年度より、配送の合理化を推進しており、8名の配送員が、7名で済むようになった。(まだ1部の配送)現在残りの配送の一元化を打ち合わせ中です。充てん量も、20年度の途中からの移行であり21年度は全量となり、自然減を除けば予定通りです。